面白いぞ!　刺客のインディカスも色っぽく的確な女性指揮官で素敵!?

　謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

　今日の炎魂の感想。

サブタイトル §

第32話 『エンド・オブ・ザ・ワールド』

あらすじ §

　ルクス族の遺跡にB-デウスのアジトがあると考えたヤマト達は、アキュラスを助けるべく、そこを目指して旅立ちます。

　リエナは、グレイから足手まといになると同行を断られます。

　B-デウスのインディカスとその部下が、ヤマト達を待ち伏せます。そして、ヤマト達の行動を監視するカメラと、巧みなフォーメーション攻撃で、ヤマト達を圧倒します。

　グレイのピンチを、駆けつけたリエナが助けます。しかし、インディカスとの直接対決で、リエナは倒されます。

　そこに助けに来たのが炎呪とキアでした。ヤマトは、ストライクショットを炎呪に返し、それを使った炎呪はインディカスに勝利します。

感想 §

　これは面白い!

　一時期、ちょっと落ち気味だったテンションが復調?

　今回は、敵も味方も魅力がありますね。

　まず敵の方から見ると、インディカスというキャラクターは色っぽさもありますが、冷静に情報を収集し、部下に指示を出し、ヤマト達を圧倒します。これは、まさに優れたリーダーの資質を備えた人物でしょう。予想外のリエナや炎呪の乱入が無ければ、完璧にヤマト達を圧倒していたはずです。そして、リエナの乱入に関しては、実力ではね除けています。かなり優秀であることは間違いないでしょう。

　特に、インディカスが情報を確認するために耳に手を当てる仕草は魅力があります。

　一方の味方は、まずグレイとリエナの危ない兄妹関係が見所ですね。結局兄に止められても来てしまうリエナの、ビーダーとしての活躍は全国リエナファンの望むところ。

　しかし、それ以上に凄いのは、やはり炎呪の活躍でしょう。そして、炎呪の活躍には、脇で控えるキアの存在が欠かせません。すっかり炎呪と一緒にいるうちに、たくましくなったキア。これは実に魅力あるキャラクターに育っていますね。今や、キアあっての炎呪です。

　使いこなしていないシステムに頼りすぎるな、というアルマーダさまの態度も奥行きがあります。

　マシンを作ることで戦うというベアーズも格好良いですね。

　兄から足手まといだと言われて立ちつくすリエナを見つけるミエの視線も見所です。

　そして、アイキャッチはリエナの「負けないもん!」。可愛い～。

今回のサブタイトル §

　エンド・オブ・ザ・ワールドとは世界の終わり。それは、B-デウスが求める結末なのかもしれません。しかし、やはりこれも映画のタイトルのようです。

　映画にもなったSF小説「渚にて」を、「ハイランダー」のラッセル・マルケイ監督がリメイクした作品……だそうです。うーん「渚にて」という映画は、興味があったものの、ちらっと見たことがあるだけです。核戦争後の世界を描いた作品だと思います。つまり、世界が終末を迎えた時の話です。